オーベルジュとカーニバル

【ボルドー空港~Puymirolへ】


ボルドー空港に植えられた若いブドウの苗木


Puymirolはこの辺り
 ボルドー空港に着いたのが(08年)2月29日。
 パリでは気温10度以下でコートを手放せなかったのですがフランスでもかなり南に来たボルドーは15度を越しひなたに出るとセーターも脱ごうかな?という気温。

 新しい空港の中にはブドウ棚を作るつもりか、まだ若いブドウの苗木が整然と植わっていました。「これは赤ワインしかないでしょ」と胸の中で想いつつ、今日のところはアジェン行きの列車にのるため、空港から鉄道駅に急ぎました。

 1時間半、ゆっくりとした列車に揺られアジェンへ到着、ここからタクシーで30分走ったPuymitrol(読み方不明)という町が目的地です。

 Puymitrolの町の周りはとてもきれいなフランスの田園風景ですが、その町は細長い丘の上にあり、まわりはきりたった崖のような感じです。(車で登ると耳がすこし痛くなる高さです)

頂上に教会やその日に泊まるオーベルジュがあるのです。

【山の上のオーベルジュ】

テレビなど興ざめなものは隠しています。

【夕暮れのピュイミロール】

【不思議の国のアリスの世界に迷い込む】

【ボルドー・ガラクタ(?)カーニバル】

 ボルドーに帰るとすでに夕方。
ボルドーではトラムというきれいな路面電車が1,3ユーロで1時間半乗り放題のため、便利、便利。

 「明日は残りの買い物を」と思っていると、その夜日曜日はデパートも専門店、お土産物店もすべてお休みという事が判明!
そうだった、ヨーロッパで何度も同じことを経験していながら、つい日曜日が休みという事を忘れていたのです。
 どうする?

 翌日、ホテルのフロントで相談すると
「公園は開いている」
(…公園じゃねぇ…)と考えていると
「今日2時からカーニバルのパレードがある」との事、
「何のカーニバル?」「・・・」(答えなし)
「いろいろな人が出るお祭り」
という事で、「仕方ないから行ってみるか」という事でその会場の大通りまでトラムでGO。

 レストランは開いていたので、外が見える席を取り
フロマージュ(チーズ)、ステーキ,ド,タルタル(フランス風生牛肉のユッケ)
等と昼間から赤ワインを頼み(計画が狂って半分やけになっている)あまり期待をせず、カーニバルが始まるのを待ったわけです。

時間が近づくにつれ、どこからともなく「いろいろな人」や山車がぞくぞくと集まってきました。言葉はわからないですが、声を掛けてカメラでパチリ!

【日本をテーマとしたカーニバルグループ発見】


 一番ゲゲッと思ったのは、ぬいぐるみを積んだ荷車を引いた、ピエロを悪くしたような4人組み。

 1人が路上に、かわいいくまのぬいぐるみをたたきつけ、くまから出ている導火線に火をつける(ぬいぐるみの中に爆竹が仕掛けてある)

すると、ぬいぐるみが大音響と共に爆発、火花が散りけむりがモクモク、
そのぬいぐるみの内臓を引きずり出したり、それを蹴飛ばしたりして大さわぎ。

ピエロが反り返って喜び、もう一人のピエロは腹を抱えて道路に転げてまわり大笑い。(左写真)

音楽も何とも言えない異様なもので、パーフォーマンス?アート?おふざけ?わからないままカーニバルはおわりました。


 最後尾が通り過ぎた後、清掃車が数台カーニバルが終った道路を走り回り、ゴミを収集、あっという間にもとのきれいな街へ戻りました。その手際の良さにもおどろき。

あまり期待していなかっただけに、カーニバルのパワーに巻き込まれ、終ってみると夢中になって楽しんでいた自分たちにもびっくり!
服や音楽、山車なども手作りでちょっと変なものも多かったけど、良く見るとセンスが「さすがフランス」って感じる部分も多いお祭りでした。